なぜ『肩こり専科』?

私は20代後半に
大切な友人を精神的な病により亡くしました。

そのことがきっかけで心と身体の問題について考える様になり
混乱した思考を整える為
上海中医薬大学への短期留学を決めました。

そこでたまたま配属された研修先で
うつ病治療の第一人者であった邵先生と出会い
中医学的に心と身体をどのように捉えるかを 学ばせて頂きました。

帰国後は、中国で学んだ医術を広めたいと思い
上海中医薬大学日本校で働かせて頂きました。

そこで、附属治療院での臨床に従事すると共に教育にも携わり
数々の実力ある先生方や学生達と交流させて頂き
私も多くのことを学ぶことができました。

しかし、当時の日本では
鍼灸や推拿(整体治療)にメンタルに対する効果があるということは
知られておらず、求められてもいませんでした。

ただ、臨床上ではうつ予備軍(プチうつ)と呼ばれるような患者様が
多数来院されていました。
そして、そのほとんどが「肩こり」を主症状とされていたのです。

肩こりを治療しながらも
今まで培った心の病に対する知識を提供することで
肩こりだけでない様々な問題に対し
効果が得られていくのを実感しました。

私が『肩こり専科』と名乗ることを決めたのは
本当は、ただ「肩が凝っている」だけではない方々の
お役に立ちたいという思いからです。

身体の不調を感じた時
それは「身体が何かを訴えている」とお考え下さい。
その身体の声をお伝えするのが
我々治療家の仕事だと考えています。

ひどくなる前に
ぜひご自身のお身体と向き合ってみて下さい。

お手伝いさせていただきます。